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ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート [Ginger Yell]

新春にシュトラウスを聴く


STRAUSS
JOHANN STRAUSSベルリン放送交響楽団 指揮:フェレンチェ・フリッチャイ 1961収録
正月はステーヴパパの衛藤公雄「奇跡の爪音」が流れてた。どこにも行けない誰とも会わないのに徹してたが新春の気配だけは感じていたかった。正月何気になくTVを付けたら毎年恒例のニューイヤーコンサートのアンコールのところから放送を試聴した。美しき青きドナウ、ラデッキー行進曲のお約束をチャッカリ見た。客席は無観客・・・・だが世界90か国の放送局と繋がっていて全世界が生配信を見ていてリモートで視聴者の顔が画像に流れ拍手が届けられていた。
チケットが100万円超えコンサートがTVで繋がりその配信契約金の収益で赤字にはならないというコンサートでした。
2021年の演目は知らないがシュトラウス親子のCDのストックはあります、なのでニューイヤー気分で聴いていると「平常心」が戻るのです。
特に最後のラデツキー行進曲はね、初松竹座の「小喜利の私」シンキングタイムの音楽です。ほっこり新春なおめでたい気分が上がるのです。

今の時期に無観客で成功させたウィーン・フィルのこのコンサートは83年前にオーストリアを占拠したナチスがウィーン市民の怒りのガス抜き目的でスタートした歴史があるようです。戦争に匹敵する新型コロナウィルスの猛威が全世界の不安や困窮に一番確実な方法で救いの手を差し伸べてくれてるように思えた。シュトラウス親子のワルツとポルカの楽曲は特効薬です。
元旦のこのコンサートの支持者はパトロンとしても耳も肥えてるし立ち振る舞いにも紳士淑女、だけどチケットには惜しまない散財をする層です。その彼らさえ「無観客」に同意し「配信」で応援している。ラストのラデツキー行進曲では指揮者の合図で観客の手拍子が演奏に乗る趣向でクラッシクとは思えな楽しいLIVEです。世界で極上のエンタメが示す届け方は「人の命」を最優先で行われていて感服した。エンタメは戦争と疫病とは共存しないを教えてくれてる。
ウィーン市民ではありませんが、偶然に堂本剛の小喜利の私のおかげでパパのシュトラウス一世の代表曲は剛さんファンの脳みそに至福の時間共有をくれてます。
松竹座のあの日のお祝い気分、思い出しています。


奇蹟の爪音/箏のレジェンド

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  • 発売日: 2016/11/09
  • メディア: CD
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌

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