天空の神秘 [平安神宮奉納]
無観客の今年は空中にドローンカメラが浮遊し今までにない神秘を見せて頂きました
大極殿前の聖なる広場には通常ステージが組まれ舞台を下から眺めあげるもほとんどが見えないのです
今年はそこに砂利で盛られて円陣が魔法陣のように描かれてました
見方によっては奈良の至宝「三角縁三神三獣鏡」のように見えました
縁取りに沢山の三角の刻印で巡らされた鏡なのですが、この鏡は外周の縁が高くその断面が三角なので「三角縁」と呼ばれてます
中央で天を仰ぎ指し示す幽玄な舞と歌唱を捧げます
無客の席広場の隅々に組まれたステージは六芒星でした
ネットで六芒星を調べると多くの蘊蓄があり特に「魔除け」の図としてヒットします
剛さんファンとしては大きな三角が二つ中央に重なり合って、囲むように小さい正三角が六個、二等辺三角が六個、合計14個の三角があります
もう一つ外周の創る六角形、これは天然水晶の結晶と同じで、自然界は結晶は雪、蜂の巣もすベて六角形でしかできません
水晶のピンポイント頂点には神が降り立つと言われ特別大切にします
「陽・陰」、「日・月」、「光・影」、「火・水」この両方を操るように表現する奉納演奏にふさわしい図形の美しいステージは今までには無い体験でした
通常では眺められない天空から届けられらことで私たちにも見ることができたのです
コロナで何もかもが新しい生活を強いられる反面、次の行動をどう未来へ向けるのかを考える機会を貰ったんだと思うのでした
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