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古典バレエvs大衆芸能 [ココロ目]

BS NHK放送
スワン
「カンパニー」逆転のスワン最終回
Kカンパニー、熊川哲也氏の監修とありこの最終回を目的に視聴
作品の原作は読んでない、古典バレエにも深い思い入れはない。
自分の時代は森下洋子、清水哲太郎夫婦で終わって凄い空白です。
ただ団員にチケットノルマの無いバレエ団 Kカンパニーは気になってた・・・
カット割りでKカンパニーの現役ダンサーはもちろんの役者として活躍している演者が実力以上を映像に残していて仰天のレベルでした。
熊川監修というより同劇団3月公演「白鳥の湖」の壮大な公演前宣伝とも思う。
https://www.k-ballet.co.jp/contents/2021swanlake
ドラマの物語では
企業の社長で父親の援護でチケットを動かすバレエ団プリンシバルが自分のネームで席が埋まらない切実さ、
ゲストアーティストで高いギャランティーながら技術に限界に怯えるロットバトル役
大衆芸能でアリーナー満杯にするファンを持ちながらバレエの現役にコンプレックスを持つジークフート役
スポンサー撤退が決まったバレエ団のオーナー
サラリーマンで社命の出向の異分野に飛び込むリストラ崖っぷち主人公
それぞれの立場でそれぞれの「初心」が描かれていた。
「俺の家の話」の芸能の祖、世阿弥が残した
『初心わするべからず」です。
DSCN9800.JPG
それに気がついたのがプリンシバルの楽屋に貼ってあった「群舞」の頃のスナップに視線を落とすシーンでした。
世阿弥の言うところ節目節目で迎える地獄の時代を初心として次なる苦難の節目に向かって修行する。
650年前の「風姿花伝」は525年前に生まれた「古典バレエ」も芸能である以上同じなんだと納得した。
バレエ団の存続にはスターダンサー、有力な企業の協賛が必要なこと、抱える問題は皆同じだと。
好きなことを好きでいられる才能がある限り最強です。
クラッシックバレエ経験者でジャニーズからも出演していたjr君も大健闘で他人事では無いのです。
「秘すれば花」レッスンを積んでいればオファーにも応えられる。彼のファンもドラマを見るだろうし「古典バレ」そのものにも興味がいくのです。「アリーナをいっぱいにできるジャニーズjr」でもバレダンサー役は彼にしか出来ないのだからね・・・
ということで今シーズンお家時間が増えてことで今まで見なかった「テレビドラマ」を見てしまった。
古典バレエにしても365日のレッスンがあっての芸能です。
DSCN9802.JPG
そこに見る側は心を打たれるのです。
せっせと曲作りをしている才能に心が動かされるのも同じです。

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