御礼参り

風の音/虫の死

御礼参りの参拝直前に出会ったのは蝉くんでした。

竜尾壇を上がり大極殿中央の広場に蝉の亡骸を見つけた不思議な・・・繰り返し、
というかこれまたデジャブ（一緒に居た気がする）なのです
セッションのありました舞台ほぼ中央で、上野公園に続き今年は二度目の遭遇です
蝉は七年地中で過ごし地上で七日間生命を放ち思いっきり鳴いてペアを呼び見つけ又地中に卵を落とし命終えます。

君はこの3日間この近くで生きていたんかな？
奉納演奏を一緒に聴いたんかな？
LIVEでは昼の虫君の鳴き声はしません、別の虫君たちの出番だからね。。。
だから存在を忘れてました。
広い大極殿前広場にポツンといる君はいずれ他の虫君の栄養になって消えていくんです。
でも君の子供たちは七年後また演奏を聴きにやって来るのです。

ご参拝を終えての帰り暑くて暑くて木陰の縁石に腰掛けて涼を取ります。

木陰のありがたさに感謝です・・・・
そこに素敵な音がします

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近くでながむると平安神宮さんの絵馬はほとんど言うほど剛さんのお耳治癒とKinKiのお二人の幸せが祈願されてます。
奉納演奏会直後なので日本中と海外の文字、真摯な言葉で書き込まれています。
それがね、風が通ると触れ合ってカラカラ涼しい音色を奏でるのです。
ホンワカ心に響く優しい小さな演奏会です、ハーモニーです。
耳を澄ませば聴こえます。

もしかして読んで欲しくて、呼んだ？