BS☆JUN'memo3：SSブログ

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今月号の「音楽と人」のKinKiKidsインタビュー記事を読み終えて思った。
この雑誌のタイトルはどこから来ているんだろう。以前からも「音楽」に「人」を並べた理由が謎なぞのようで不思議でした。今風な横文字で意味の無い文字の並ぶ音楽雑誌の中に「音楽と人」です。それが腑に落ちてなるほどと思う言葉に行き着いた。
流れは・・・

https://www.uplink.co.jp/Basie/
岩手県一関のジャズ喫茶オーナー菅原正二氏のドキュメンタリー→一聴惚れのジャズメンを知る→音を最高に聴くために一関市の実家土蔵を改造しオーディオにこだわるジャズ喫茶ベイシーを開店→憧れのジャズメン来日に通う→彼らに覚えてもらえる→一関市ジャズ喫茶ベイシーに本人が来店しセッション→日本の人気ジャズ奏者にもジャズ喫茶の音の良さの評判が広がる→世界中のジャズ愛好家の聖地となる→ドキュメンタリー映画の推薦文が多数寄稿される↓

その中に見つけたのが矢野顕子さんの一文です。

自分の道を懸命に歩むもの同士は魅き合う。
ジャズであり、オーディオであり。
でもやはり人間なのだ。
坂田明が言うように。
音は人なり。
で、坂田明氏の発言の事情を探した、行き着いたのがこのブログ↓
https://www.toshiroinaba.com/blog/archive/2020/08/page/2
2ページ目の４番目の記事

「音楽と同時に人間そのものが見えた」坂田明（信濃毎日新聞：山ろく清談）

21歳のとき、ジョン・コレトレーンの演奏で、

「音楽と同時に人間そのものが見えたんだよ。肉体と精神をすべて注ぐ生き方が音楽でできるんだ、こう生きたいって思った」

というところがかっこいい。こうした自分の体験にまっすぐ生きている人は嘘がない。

TOSHIRO INABAさんのブログを読んで坂田明さんの生き方のインタビューを知り「音楽と人」は「人は音楽」で繋がった。音楽であり雑誌であり、やはり人なのです。
今月号の「音楽と人」のKinKiKidsの個人別インタビューを読むと取材時の本人発言を金光編集長が文章にすると剛さんのテキストから「音楽」が聴こえる。相方光一さんのテキストからは「演出」が見えた。「人間そのもなんだ肉体と精神を全て注ぐ生き方でできてる」このパワーワードが剛さんのテキストにはピタリとハマったのでした。メーカーのこじつけ、スタッフを喜ばしたい、内心に秘めた軋轢などと一歩間違えるとネガティブワードを光一さんのテキストでは表現を嘘をつかずにそのまま出してた。アルバム制作はメーカー企画も職業作詞家、作曲家から提供された作品をどう表現するかは歌う本人がどう咀嚼し深読みして自分の音楽にするかで完成するのだと思うのです。
アルバムタイトル『O』はOverは終わりではなく再出発、新たな始めとして自分は受け止めた。

（Just Like）Starting Over
1980 John Lennon　
Our life together is so precious together
We have grown – we have grown
Although our love is still special
Let’s take our chance and fly away somewhere alone
It’s been so long since we took the time
No-one is to blame
I know time flies so quickly
But when I see you darling
It’s like we both are falling in love again
It’ll be just like starting over – starting over