春日龍神との遭遇 [奈良に LIVE]
「能楽」という世界、ことのおこり・・・は一閑張り
もはやルーチンワーク化している一閑張りの材料調達のため地元巣鴨地蔵通り縁日の向かう。
天気良し、露天商多しで元気なお年寄りも通常の7割くらいだがお参りしてました。
古物商の露天さんは庚申塚付近に多いので物色する。網代、籠目、竹製で100円の小さい籠が三つ、茶道で使うの炭斗(すみとり)籠目の籠が800円と下貼り使う古紙は明治44年発刊の謡曲本が300円。
重曹で匂い消しできる濃厚な柿渋はペットボトル入り。今回は東急ハンズで調達したのでパス。
早速下貼りに謡曲本をバラす、で気になるのが演目の内容です。せっかくなら物語に共感できるような内容でと調べた。演目の題字を見ても読めない、さっぱりわからないのだ。
以前の持ち主が演目の最初のページにメモを貼ってくれていたのだ。
・春日龍神
・大和春日
・正月
他に「船橋」江口?欠落 「花筐」「源氏供養」
「春日龍神」は春日大社を舞台にした物語も素敵です!二百数十番ある曲目なのに、たまたま手にした「春日龍神」に驚きつつ智也ベイビーのドラマ『俺の家の話」を思い出す。
クドカン脚本の今回は「能」の世界です。
以前の「タイガー&ドラゴン」で落語の面白さに引き込んでくれたのですから期待は大きい。
敷居の高い幽玄で耽美な世界をどんな風に教えてくれるんのか楽しみです。
ペタペタと貼りながら、読めないけど美しいひらがなと漢字の流れるような文章に飽きません。
そしてドラマの進行と同時に「能楽」の世界に一足で踏み込めたら、また違う日本が見えるのかもしれません。
長瀬くんの芸能界で最後の伝言を受け止めたい。
追記ドラマに登場する演目:
第一話「羽衣」
第二話「高砂」
第三話「桜川が下敷きの結末不幸な新作能」かな?狂言「こぶとり」もチラリ
ヒロインの名前が「さくら」な理由か。