せっせとステショナリー [Goods]
本年度の手帳は企業モノなのですがカバーを外すと紙です。ならばと和紙を上張し手書き墨字でポイントに貼ってみた。
直に描くと失敗しそうですが一閑張だと安心の試し書きが出来ます。
もう少し上達したら「新しい時代」とかの歌詞も素敵なんだけどね・・・練習が必要です。
背面は剛さんの揮毫を切り貼りし「と」だけ墨字で加えた。
公式ブログで必ず伝えてくれている漢字の2文字です。
ペンケースは唐招提寺さんの「鑑真香」のお線香パッケージ再利用に「堂印」
天日干しで乾燥させたら使い込むのには丈夫になるし、艶も出るので「柿渋」塗ります。
思いつきで始めたお遊びにどっぷりハマりまして新展開な方向へ向かいます。
理想のウイルス対策アルコール見つけた [Goods]
探してたのが見つかった
巣鴨西友(24時間営業)
SHISEIDOです
グリセリンの成分でお肌ツルツルサラサラ、速乾性でベタつかない。
ポンプ付き500mlが990円 詰め替え500mlで800円
ポンプ付きにした。
スプレーの瓶に入れる替えるのに便利です。
先んず医療現場に提供してたようで、探してました。
灯台下暗し、幻の消毒用アルコールが生活圏でも買えるようになりました。
でも・・・限定生産なんだよね。
https://www.shiseido.co.jp/handinhand/
ついでに昭和の頃に使ってたマドラスチェック「木綿のハンカチーフ」も見つかった。
手洗い除菌のチェックセットです。
自分の手をまもることが
医療従事者の皆さんをまもること。
せっせと制作中 [Goods]
無償でさせない [RADIO]
YESなFUNKは奉NOW [平安神宮奉納]
堂本剛「スイミングスクール」Vol,22
ゲストに河瀬直美監督
奈良を撮る
奈良を鳴らす
待ちに待った対面ですが河瀬監督はすでに2009年の剛さんにとって初の野外の薬師寺LIVEに参加されていました。
2009年の頃はまだ奉納演奏という確立したビジョンが無かったと剛さんも打ち明けていました。
メセナというパトロン
河瀬監督が提唱し主催されてる「なら国際映画祭」の立ち上げには奈良県内で代々続く有力な方の力を借りた話がありました。
有力な保護でと言えば今ハマって調べてる「能」という古典芸能が消えかかった時に手を差しのべたのも有力な方々でした。
今風に言えばスポンサーです。しかも絶大なる庇護でなければ伝統芸能を守れません。
能楽の歴史を調べると最終的に登場したキーパーソンの方々の名前の中に九条家を見つけて驚きました。
猿楽座から派生した大和四座が春日大社に所属してたことから始まり時の足利将軍家、天皇家・公家、江戸幕府と大スポンサーの力で護られていた觀世、金剛、金春、宝生、喜多の五流派やその他の能楽師が明治時代に立ち行かなく廃業の追い込まれた時の救世主、その中心にいた方が平安神宮前名誉宮司で故九条道弘氏の曾祖父で九条道孝氏です。
芸能を支援する系譜があったのですね。
平安神宮での奉納演奏には前名誉宮司の九条道弘氏の絶大なる支援を強く感じます。
話し合いの中で堂本剛を信じ毎年の奉納を許し、委ねてくださっている心です。
FUNK音楽に門戸を広げてくださってることです。
京都で、平安神宮さんで例年開催できることはいずれ奈良のあの地でも実現できるような気持ちになるのです。
河瀬監督との会話にも「カンヌ国際映画祭グランプリ受賞」(カンヌ映画祭審査委員の肩書き)も奈良で国際映画祭を開催するのにはブロックがかかるのです。
平安がありますように、続けられてる道が未来に続くと・・・信じたい。
般若繋がり・・・
https://shamanippon-2012.blog.ss-blog.jp/2012-10-25
絵心経で思い出した。
購入したのは2011年の東北旅「小喜利の私」で訪れた平泉「中尊寺」です。
お寺さんの山奥、ほとんど観光客も行かないような寂しい林の中に古びた小屋のような能楽堂がありました。行ってたんだね東日本唯一の能楽舞台、中尊寺の鎮守・白山神社の野外能楽殿だったのです。
これも剛さんに連れて行ってもらったようなものでした。
世界に出るということ [RADIO]
先人は千里眼なのです。
詳しくはこちらの「演目辞典」↓
「麒麟がくる」5月24日放送:能楽師シテ方観世流 坂真太郎
ザックリなあらすじ・・・
徳の高い明恵上人は学びを求める中国、印度行きの報告に奈良の春日大社に参詣します。春日大社で、一人の神官と思われる老人に出逢い今日の参詣が渡航の暇乞いであることを話します。老人は明恵上人に「仏も入滅されて時が経ち、中国印度に行かず春日山、比叡山、吉野金峰山もある日本を出て他国に行く必要はない」と説得します。明恵上人もこれを神託と受け止めて、渡航を思いとどまりました。老人は「それなら三笠山に天竺を移し釈尊の一生を見せよう」と約束の神託を授けて春日大社の使いであると身を明かし消えていきました。
神託の霊験はすぐにあらわれ周りに光が射し、春日野の野山は金色の輝く世界となり草も木も仏に変わる不思議な光景になります。そこに龍神が姿を見せました。釈尊の説法を聞くためにやってきた多くの神々も現れ座りました。やがて龍女が舞を舞い、三笠山では釈尊の一生が映じられ、明恵上人も中国印度へ渡るのを思いとどまりました。龍女が南へ去ると、龍神は猿沢池に飛び込み消え去りました。
いまの日本には中国印度で仏法を学ぶことより春日大社の使徒が伝えた「この国にあるものから教えを学びなさい」が現実的です。奈良に生まれ育ついうことは特別なようです。
本日のRADIOでも
「海外に憧れることなくFUNKをする」ことは「日本を海外に住む日本人に繋ぐ」「海外の方が聴いた時日本が香るようなFUNKを作りたい」と話します。
改めて思うのは世界のミュージックシーンに席巻する音楽ではなく日本の魂を感じて貰える音楽をFUNKに託していることと思うコメントでした。世界中に足止めされ日本に帰国出来ない方々にとっても歌詞も、言霊も、メロディーも何より憂を含みゆらぎの声質がFUNKにのって届いたのだと思いました。
「春日龍神」のあらすじを読んでなんとなく堂本剛の音楽への視座、生き方に似てるな、と感じてはいたのですが海外在住の方のメールにより国外から見た日本の良きことを教えてもらえたのでした。
大きな湯船に浸かること、通じる言葉と心に響く声で音楽が聴けること、不自由な生活の中でも至福は見つけられるのでした。
龍神は猿沢の池に戻るのです。
尋ねても尋ねてもこの上嵐の雲に乗りて。
龍女は南方に飛び去り行けば。
龍神は猿沢の池の青波蹴立て蹴立てて。
その丈千尋の大蛇となって。
天に群り地にわだかまりて、池水を返して。
失せにけり。
龍神さん奈良にいてはる。
人が般若になるとき [奈良に LIVE]
鐘後見(小道具大道具の中で一番の重量で大物)で前振りしてスタート
江口のりこさん
面をつけなくても
子を叱る形相にギョッ!
般若
親の都合で叱ると般若顔で子供の目に映ると
鬼婆
となるんか
親の都合で甘やかすと女面(深井か近江面)。
役者さん、ってすごいのです。
寿限無之落前
母物→子と別離→怨霊→再会→地獄の物語
演目「百万」が母子別離物で少し似た話だった、奈良西大寺付近、迷子で拾った少年を連れて京都へ出かける男、子を見失った母親は狂女となり子供会いたさの舞を踊り子と再会。母子別れの話がとても多い能楽なのでした。
そして場所に奈良「西大寺登場」付近だけどね。
池袋西口公園でのロケにI/W/G/Pファンも騒然としたと思う、そして母親モノの視点の感想だと、きっと観て下さってるであろう森下愛子さんにカムバックして再びドラマに出て欲しい、と思う回でした。
道成寺の鐘は一気に落として大蛇登場の為重い大鐘を落とされる中に入る主役も命掛け。舞台で一発勝負の落とし役の鐘を操る後見役は需要なのだそうだ。大鐘の中で女が毒大蛇に変態し人々を襲う役なのです。大鐘の後ろに隠れてる寿限無が放つ「捨てられ拾われた子」のラストの心境の台詞が痛かった。
タイガー&ドラゴンが落語の噺と絡めたのと同様に能楽の演目と現代の「俺の家の話」が見事にシンクロしているのです。
せっせせっせと制作、待機中 [LoveFighter]
平城遷都1300年記念の切手でお手紙が届いたので剥がして記念にペタっとアクセント。
和紙の上にポイントで切手は西大寺「愛染明王坐像」をぺたり、柿渋を塗るとピカピカ光り愛染明王も柿渋色に染まる。
大切にされていた切手を使って下さったのです。
遷都1300年の11年前のあの頃を思い出します。
自由に奈良を駆け巡っていたあの日々です。
あの頃の奈良の記憶が財産なのを知りました。
能で奈良が舞台の名作
訪れたのは・・・
「三輪」石上神宮から山の辺の道
https://shamanippon-2012.blog.ss-blog.jp/2017-10-13
「中将」(当麻)この演目の主題の曼陀羅の織物
https://shamanippon-2012.blog.ss-blog.jp/2018-09-17
「野守」
https://endli9cheri12.blog.ss-blog.jp/2010-07-17
奈良は能の世界の扉も開けてくれました・・・。
せっせと一貫張が続く [ココロ目]
この単純作業が「無心」という良きものを連れて来た。
しかも大好きなクドカン脚本のドラマの舞台がまさに「能楽」物語を調べながらお勉強です。
蓋を作り「箱」にして貼り乾いたら柿渋!第一回目です。
能は650年前の日本のミュージカルです。
音楽と舞と台詞の必要最低限の単純化した背景、小道具にミニマリズムを感じます。
そのことが外国での評価が高い理由なのかな?
いませっせと貼っている演目は「花筐」
上村松園作品「花がたみ」奈良 松柏美術館所蔵
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/shohaku/
主人公 照日の前
場所 福井県越前市→奈良桜井市池之内周辺
時 九月
別れ→物狂い→放浪旅→再会→狂い舞→正気→ハッピーエンドのパターン
この演目は寵愛を得てた皇子が即位し都へ上洛した天皇に女性が恋に狂い皇子の愛用し残していった花入れの籠と文を頼りに舞い踊る話。
再会し正気に戻り天皇の情愛を得てハッピーエンドなのですがどうもみんな女は「狂女」になるという恐ろしい話なのです。奈良の地名が登場する話も多い・・・だ。
デンプン糊を塗り古い謡本「花籠」をぺたぺた貼っていると同情で親近感が湧き気の毒にもなります。
上村松園の「花がたみ」の目がトロンとしている意味がよーやく理解できました。